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別の家族のお通夜が騒がしすぎて閉口

父が亡くなったときのことです。大阪の枚方は口コミで評判の葬儀が、特に葬儀社は考えておらず、病院の紹介で、病院から徒歩10分くらいの葬儀場に父を運びました。当時、母は認知症を患い、徘徊がひどく、情緒も不安定で通夜の席に置ける状態ではありませんでした。父と結婚したことも忘れていました。大阪の家族葬で知っておきたいマナーなら喪主を務める姉は、母の面倒を見るため、通夜には加わらず、自宅に帰り、私一人が通夜に臨むことになりました。
父は生前から人付き合いの良くない人だったので、通夜はひっそりとしたものでした。しかし、大阪で家族葬の解り易い会計を5年半患い、最晩年は寝たきりで手足も不自由になっていたので、「お父さん、ゆっくりしてね」といたわることができる静かな雰囲気で、遺族としてはかえって良かったと思っていました。
その静けさを破るのが、専門業者も多く出て、大阪で家族葬なら葬儀場に当日居合わせた別の家族でした。その葬儀場には2組通夜を行える部屋が用意されていました。深夜になると、その家族のたちさわぐ声が響きました。お酒が入って、乱れている声でした。直葬で多くを選べる大阪でなら故人の思い出話から自然と沸き起こる笑い声なら供養になるでしょうが、亡くなりごとをキッカケに久しぶりに集まり、故人をそっちのけにして騒いでいるようでした。
翌朝、その家族の方が先に葬式を済ませました。大きな大阪の海に散骨するなら昨夜の騒ぎが嘘のように神妙な顔つきの一群を見て、冷めた気分になりました。亡くなりごとは難しいと思った最初の違和感でした。