いまから25年近く前の事です。寝屋川でなら行えるかと家族葬がその年の4年くらい前に田舎から東京に移り済んだ私の母でしたが、移住前から患っていた乳がんから全身にがんが転移し、最終的には病院でなくなりました。病院からの手配で紹介された葬儀会社と相談し、斎場・お葬式の日程などが決定されていきました。知っておきたい大阪の家族葬でのポイントとは、喪主として葬儀に参列するのは初めてのことであり、何をするにも葬儀会社の意見どおりに準備を進めていきました。通夜の時には、当時勤めていた会社から、若い人が4-5人手伝いに来てもらえて大変ありがたかったのです。大阪で家族葬専門施設をおすすめ順で選ぶとの通夜当日、読経・焼香も滞りなく終わり、参列者も引き上げたあと、通夜の読経に来ていただいたお坊さんをねぎらう意味で、近所のお寿司屋に頼んだ仕出しを別部屋でお出ししたのです。仕出しは10人前を3桶頼み、そのうちの一つをお坊さんに出しました。お坊さんを送りだしたあと、祭壇をしつらえた和室に戻ってみると、なにやら騒がしい状況でした。盛大に行われる大阪では家族葬を何事か?と確認すると、通夜の後の会食用にした10人前の寿司2桶に対して、手伝いに来てもらった会社の人も含めて30人近くが残って会食していたのですが、どう見てもお寿司が不足していたのです。あわてて追加の寿司を2桶注文したのですが、直葬を大阪で早く行える葬儀社なら当然出来上がるまでには時間がかかるので、会社から手伝いに来ていただいた方々に先に召し上がっていただき、親戚関係者は追加が出来上がるのを待っていました。通常通夜の後の会食は、酒が入ってもそれほど盛り上がるものではないのですが、その時はいろいろと気まずい雰囲気も加わり、いっそう静かな会食になってしまいました。選ぼうとして散骨を大阪でするなら事前の葬儀社の方との打ち合わせでは、通夜後の会食は、それほど食べないだろうとの予測で寿司の注文数を決めていたのですが、こんなに多くの人が会食まで残るとは思っていなかったので、数不足が起こったわけです。やはり余裕を持っての注文が必要だった、というのがその時の反省です。